発表会に向けて ~らいおん組の様子~
(2025年12月27日)
らいおん組さんは、最後の発表会!
自分たちができるようになった事に加えて、頑張っていること、これから頑張りたい事を話し合いの中で考え、意見を出し合い、発表内容を決めました。
春から様々な場面で話し合い、子ども会議を開き、共に考え、意見をまとめていくことを大切にしてきていたので、その積み重ねが今回の発表内容を決める中でも生かされていました。そして、忍者修行をイメージして、子どもたちがおうちの方に見ていただきたい事を取り入れることに決定しました。
舞台背景を作ろう!!
手裏剣づくりがブームになっていたので、大きな紙での手裏剣づくりに挑戦!一人で作ることはできないので、友達と力を合わせて、「ここ抑えてるから」「こっちに折るから反対に折ってね」互いに言葉で伝えあいながら、丁寧に作り進めていきました。

次は色を付けよう!!折り紙をちぎって色を付けることにしました。スピード重視のチーム、様々な色を使うチーム、キラキラ光る金と銀の折り紙をメインに使うチーム、場所を決めて役割分担するチーム…チームによって考え方も様々で、方法も進め方も様々。その中でも友達と協力しながら取り組んでいました。

忍者修行が達成した時に披露する巻物は自分で書きました。小学校へ向けて、これからどのような自分になりたいのかを「○○の心」という表現で書きました。
ひらがなを書くことが難しい子もいましたが、難しい部分や手伝ってほしいところは保育者が力を貸し、自分で挑戦したい子は頑張る姿勢を見守りました。

衣装づくり!忍者といえば?どんな服装をしているのかを調べて、園にある素材はどれが作れる?と考えてみると、これまでの経験を思い返し、衣装はカラーポリ袋で作れるという案がでました。そこで、シールや折り紙を使って衣装を完成させていきました。

発表内容を考える中で、「○○の術」と名前を付けて披露することが決まりました。「腕と足の術」では、バランスをとりながら歩くときに、どのように飛び石を置くのか、遊びの中で調整していました。「近すぎると簡単」という意見もあり、「少し間をあけてバラバラに置こう!」ということに決まりました。他の術も、どのように何を披露するのか、子ども達が実践しながら考え、進めていきました。

舞台練習では、ダンスなど楽しむところは思い切り楽しむ!集中するところは真剣そのもの。練習の中でもメリハリをつけて取り組む姿に、年長組という頼もしさを感じられました。

合唱、合奏ではぱんだ組、きりん組のお友達のお手本となり、引っ張っていってくれました。合唱ではきれいな声で歌うことを、合奏では楽器を演奏する時としないときのメリハリなど、らいおん組の子たちの姿が自然とお手本になり、その姿勢が広がっていきました。

発表会当日は大成功!!
子ども達は頑張ってきた成果をおうちの方に見てもらえる喜びを感じ、みんなで力を合わせて、楽しむ事、やり遂げる事の達成感を味わっていました。また、おうちの方はこれまでの成長に加えて、これから未来へと向かう力にあふれた子どもたちの姿を見て、感動される方もいました。職員もまた小さい頃からの姿を思い、一人一人の成長に感動する発表でした。
らいおん組さん!!頑張ったね!とってもかっこよかったよ!!

